
英検を受けようと思うのだけど、1~5級それぞれの級の難易度ってどのくらい?

これまですべての級を受けてきた私が、
英検のそれぞれの級のレベルを解説していきます!
「英検1,準1,2,準2,3,4,5級の難易度やレベルってどう違うの?」
「私は英検何級から受けたらいいの?」
結局自分は英検何級から受験すればいいんだろう?
という方多いと思います。
この記事では、英検を受験したい方が知るべきそれぞれの級の難易度を解説していきます。
各級のレベルを、「合格率」「TOEICやGTECなどの英語資格」と比較して解説しています。
この記事を読めば、具体的にどの級から受験すればいいのか分かるようになり勉強を進めることができます。
それではいきましょう!
- 英検のそれぞれの級のレベルが分かる
 - 英検各級の合格率が分かる
 - 英検とほかの資格の比較が分かる
 
英検1~5級の難易度とレベル


英検のレベルって大体どのくらいなの?

それぞれのレベルごとに難易度を解説していきます!
| 1 | 大学上級 | 英語好きの為の級 | 
| 準1 | 大学中級 | センター毎回90%以上・偏差値70以上レベル | 
| 2 | 高校卒業 | センター試験レベル | 
| 準2 | 高校中級 | センター50%レベル | 
| 3 | 中学卒業 | |
| 4 | 中学中級 | |
| 5 | 中学初級 | 
日本英語検定協会の、各級の目安によると英検の英語の各級のレベルはこのようになります。
また、当サイトでも英検各級のレベル別に勉強方法をまとめていますので、そちらもご覧ください。
英検のそれぞれの級の過去問や参考書について知りたい方は下記記事ご覧ください
- 5級の過去問と対策(英検公式へ)
 - 4級の過去問と対策(英検公式へ)
 - 3級の過去問と対策(英検公式へ)
 - 準2級の過去問と対策(英検公式へ)
 - 2級の過去問と対策(英検公式へ)
 - 準1級の過去問と対策(英検公式へ)
 - 1級の過去問と対策(英検公式へ)
 

大学上級とか高校中級とかどのくらいの難易度かわからないわ笑

ですよね!
自分もこれを見ても具体的に英検の各級のレベルがイメージできませんでした。
ここでは、英検の難易度を皆さんに分かりやすくイメージしてもらう為、3つの観点から分析していきます。
英検各級の難易度を3つの観点から分析

それではここからは
英検の難易度を「他英語資格」「合格率」「必要な単語数」から分析していきます!
TOEICやTOEFL、GTECなどのほかの英語の資格と英検各級を比較すると、より分かりやすくなうのではないでしょうか?
また、実際に受験した人の合格率を解説することで、どれほど合格が難しいのかが分かると思います。
そして、英検は単語が重要です。
各級に必要な単語数を掲載するので、ぜひ目安にしてみましょう!
他の英語資格と比較

英検をほかの資格と比較するとこのようになります。
こちらはCEFRという「外国語の運用能力を、言語の枠や国境を越えて同一の基準で測ることができる国際的な指標」でそれぞれの資格試験を比較しています。
これによると、英検のそれぞれの級とほかの資格を換算すると以下のようになります
- 「C1レベル」:英検一級⇒IELTS7~/TEAP375~/TOEFL95~/TOEIC945~
 - 「B2レベル」:英検準一級⇒ IELTS5.5~/TEAP309~/TOEFL72~/TOEIC785~
 - 「B1レベル」:英検二級⇒IELTS4~/TEAP225~/TOEFL42~/TOEIC550~
 - 「A2レベル」:英検準二級⇒ IELTS不明/TEAP135~/TOEFL不明~/TOEIC225~
 
ちなみにTOEICのL&RをCEFRで換算すると☟のようになります。

ただ英検とTOEICを比較するには、必要な技能が異なってくるのでかなり難しいです。
英検準一級/一級とTOEICの比較と換算について知りたい!という方は
をご覧ください。
合格率からレベルを分析

英検のそれぞれの級の合格率はどのくらいなの?

基本的に級が1級に近づくほど低くなってきます。
| 1級 | 12% | 
| 準1級 | 16% | 
| 2級 | 26.4% | 
| 準2級 | 37% | 
| 3級 | 53% | 
| 4級 | 70% | 
| 5級 | 81% | 
英検のそれぞれの級の合格率は、2015年度までに公式が公表していたデータによると上記の通りです
英検1級の合格率が一番低く、「12%」
英検5級の合格率は、「81%」
となっています。
英検一級だと、30人の教室で合格する人がその中から3人くらいと考えるとかなり難易度が高いことがわかります。
必要な単語数からレベルを分析
最後に英検のそれぞれの級を必要な単語数から分析していきます。
| 1級 | 10000~15000 | 
| 準1級 | 7500~9000 | 
| 2級 | 3800~5100 | 
| 準2級 | 2600~3600 | 
| 3級 | 1250~2100 | 
| 4級 | 600~1300 | 
| 5級 | 300~600 | 

英検一級は1万語以上?!
5級の33倍以上の単語覚えないといけないの笑

英検は単語が重要ですので、しっかり目に焼き付けましょう笑
英検では「単語」が重要です。
というのも、英検の問題では必ず最初に「語彙パート」があります。
このパートで何問解けるかはどの級でもかなり重要になってきます。
「英検で必要な単語数をネイティブと比較するとどのくらいなのか?」
気になる方多いと思います。
こちらは testyourvocab.com というサイトの統計データです。

これをもとに見ると英検一級の、語彙力一万はネイティブの9歳レベルです(恐るべしネイティブ)

実際に出題される単語が知りたい!

簡単に、それぞれの級でよく出る単語を3語ずつ紹介しますね。
| 1級 | clamor / bigotry / prowess | 
| 準1級 | witness / nuisance / plagiarism | 
| 2級 | poverty / mature / urban | 
| 準2級 | truth / extremely / experience | 
| 3級 | fall / prepare / dirty | 
| 4級 | strong / sell / tonight | 
| 5級 | old / exam / windy | 
英検各級の単語のレベルや実際の問題、オススメの単語帳は
- 英検3級の単語の覚え方を解説!頻出単語やおすすめの単語帳も紹介!
 - 英検一級単語のレベルとテスト診断【おすすめの英単語帳と覚え方も紹介】
 - 英検準一級単語のレベルとテスト診断【おすすめの英単語帳と覚え方も紹介】
 
で書いています。
英検一級の単語パートで96%を取得した私の単語暗記法も書いているのでぜひご覧ください。

英検のレベルまとめ

以上が英検のレベルまとめでした!
ぜひこの記事を参考にして、受験する級を決定していただけたら嬉しい限りです。
英検一級/準一級の勉強法、英語初心者の勉強法についてはほかの記事で書いているのでぜひご覧ください。


			
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